メトホルミン

メトホルミン」という題で動画を作ってYoutubeにアップロードしました。

 

メトホルミン:糖尿病の薬
メトホルミン:肝臓における糖新生↓、中性脂肪の合成↓、インスリン感受性↑

健診で異常を指摘された方に外来で薬を処方する場合

 

(1)
ADAの2020年版2型糖尿病薬物療法ガイドライン 第一選択薬はメトホルミン 早期の併用療法を推奨 | ニュース | 糖尿病リソースガイド (dm-rg.net)
「米国糖尿病学会の第一選択薬はメトホルミン」(2020年のガイドライン)

 

(2)
WHOが糖尿病治療ガイドラインを策定 メトホルミンが第一選択薬 | ニュース | 糖尿病ネットワーク (dm-net.co.jp)
「世界保健機構は、2型糖尿病にはメトホルミンを第一選択薬とした」(2018年)

 

(3)「2型糖尿病:診断と治療」(メイヨー・クリニック)
Type 2 diabetes – Diagnosis and treatment – Mayo Clinic
「メトホルミンは、通常は、2型糖尿病に最初に処方される薬である」(2021年)
「・健康的な食事(野菜、果物、全粒穀物‥‥食物繊維)
・身体的活動性(有酸素運動、抵抗運動)
・体重減少
・血糖値のモニタリング
・服薬」

 

(4)「メトホルミンと糖尿病」(英国糖尿病)
Metformin and diabetes | How to treat diabetes | Diabetes UK
「メトホルミンは、2型糖尿病に対する最も一般的な治療薬である」

 

(5)「なぜメトホルミンなのか」(米国国立糖尿病消化器病腎臓病研究所NIDDK)
Why Metformin? | NIDDK (nih.gov)
「メトホルミンは糖尿病治療のファースト・チョイスである」

 

(6)「推奨:大人の糖尿病の管理」(英国国立医療技術評価機構NICE)
Recommendations | Type 2 diabetes in adults: management | Guidance | NICE
「2型糖尿病の大人に対して薬物療法を開始する場合には、メトホルミンの標準量で開始すべきである」(2020年)
「eGFRが30(ml/分/1.73m2)以下の場合には、メトホルミンを使用することはできない」
「1.1 その人に合わせたケア
1.2 患者教育
1.3 食事法についてのアドバイス、肥満手術
1.4 高血圧の診断と治療
1.5 抗血小板療法‥‥‥心血管病が無い場合は、抗血小板療法を行わない
1.6 血糖値の管理
1.7 合併症の予防」

 

(7)「2型糖尿病の大人の血糖値を下げる治療のアルゴリズム」(英国国立医療技術評価機構NICE)
https://www.nice.org.uk/guidance/ng28/resources/algorithm-for-blood-glucose-lowering-therapy-in-adults-with-type-2-diabetes-pdf-2185604173
「HbA1cが6.5以上であれば、メトホルミンを適用可能である場合は、メトホルミンの『通常量』でスタートする。そしてHbA1cの6.5を目標とする。通常量で効果が少なければ、増量して『修正量』にする。それでも効果が無くてHbA1cが7.5に達する場合は、2剤目の併用を行う(DPP-4、ピオグリタゾン、SU、SGLT2)。そしてHbA1c7.0を目標とする。2剤でもHbA1c7.5になるのであれば、3剤併用を考慮する」(2017年)
(コントロールは良好)

 

(8)糖尿病治療のエッセンス(2017年)
(9)メトホルミンの添付文書(2019年)
・eGFR30未満(1、2人くらい)
・重度の肝機能障害
・心血管系、肺機能に高度の障害(ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等)のある場合
・脱水症の患者または脱水状態が懸念される患者
・経口摂取が困難な患者

・30≦eGFR≦45は慎重投与
・高齢者は慎重投与
頻回に腎機能や肝機能を確認する
脱水などの状態を慎重に確認する
NSAIDなど腎機能を悪化させる薬剤に注意する

 

(9)「ライフスパン 老いなき世界」(ラプラント、梶山訳、2020年)
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「ある研究では、68歳から81歳までのメトホルミン服用者4万1千人あまりを対象に、9年間の追跡調査を行った。その結果、服用者のあいだで、認知症、心血管疾患、がん、虚弱、うつ病になる確率がメトホルミンによって低減されることが確認された」
(著者は、抗老化薬と考えており、自ら服用している)

 

(10)「メトホルミン:我々はついに抗老化の薬を手に入れたのか?」
Metformin (nih.gov)(2013年)
「メトホルミンなどのビグアナイドは、虫、マウス、ラットの寿命を延ばした」

投稿日:
カテゴリー: 依存症

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