「コロナ感染症」という題で動画を作ってYoutubeにアップロードしました。
英国の医師キャンベル先生によれば、英国ではコロナウイルス感染症はpandemic(広汎に流行している)の状態からendemicの状態(通常の流行病の状態)に移行しているとのことです。英国では、流行が収まりつつあります。
https://youtu.be/zd5i3768Jnc
https://youtu.be/zd5i3768Jnc
英国では人口6700万人のうち、1回めの予防接種が済んだ人が3400万人おり、2回目の予防接種が済んだ人が1400万人いるとのことです。予防接種が済んだ人では、発病するする人の割合が低下しており、予防接種の効果も、満足すべきレベルにあるとのことです。
これは英国政府が作成したグラフです。私が日本語の題を付けました。最近では感染が収まっている様子が分かります。
日本でも予防接種が待たれます。私の勤務先の施設では、6月前半に1回目の予防接種が行われる見通しになっています。対象者は入居者と職員です。
予防接種は、抵抗力を高める宿主対策の一つです。その他の宿主対策として、栄養補給や体力増強があります。カナダ政府や英国政府が推奨する食事を実践することがお勧めです。そして、アルコールや砂糖を減らすことがお勧めです。また、推奨される分量の運動を毎日行うことがお勧めです。あまりこの部分は強調されていません。予防接種などの宿主対策を行って人々が頑強になったとします。その状態を続ければ、流行は再発しません。外国で流行していても大丈夫です。
- 日本住血吸虫症‥‥病原体対策(中間宿主を駆除)
- ポリオ‥‥‥‥‥‥宿主対策(予防接種)
- 急性胃腸炎‥‥‥‥感染対策(手洗い)
日本の月別の死者数のグラフです。人口動態統計(月報、速報)のデータから、私が作りました。日本では、人口の老齢化が進んでおり、お年寄りの数が増えているので、死者数は、年々増加する傾向にあります。しかし、昨年は青い線で示すように、死者数はむしろ減少しています。この冬のシーズンには、インフルエンザの流行はほとんどありませんでした。
日経新聞は、死因別にグラフ化しています。肺炎で亡くなった方が1万人以上減ったことが分かります。
日本のここまでの対策は、コロナ対策としてはまだ十分ではありませんでしたが、肺炎やインフルエンザを減らして死者数を減らす効果があったことが分かります。