依存症のホルモン

依存症のホルモン」という題で動画を作ってYoutubeにアップロードしました。

 

(1)「薬物依存症は、どのようにセロトニンとドパミンに影響するか」
How Drug Addiction Affects Serotonin And Dopamine (rehabcenter.net)
「食物、生殖、睡眠に関して何か楽しいことを経験すると、それが引き金になってドーパミンが放出される。脳は何か楽しいことを見出すと、その周辺の状況を記憶する。それは将来、似た状況で、同じようなものを入手するのに役立つ。周辺の状況の再現は、渇望への引き金になる。薬物をやめた後でも、この記憶は残り、周辺の状況の再現で渇望が生じる」
「薬物依存が続くと、ドーパミンやセロトニンが増加した状態になる。薬物摂取をやめると、ドーパミンもセロトニンも低下し、不安、ふるえ、抑うつが生じる。それを避けるために、薬物を摂取しつづける」

 

(2)「砂糖依存:進化から大変革へ」
Sugar Addiction: From Evolution to Revolution (nih.gov)
「我々の遺伝子は、長く続いた飢餓の時代に対応したものである。我々の遺伝子は、この1万年でほとんど変化していない。現代は、砂糖、食塩、脂肪の多い高度加工食品が安価で提供されている。このミスマッチが肥満の原因である」
(現代でも肥満していない人は多くいます。野生の動物や未開の人は、食べ物が豊富にあっても肥満しません。ニホンザル)

 

(3)「脊索動物におけるドーパミン・システムの進化」
Frontiers | The Evolution of Dopamine Systems in Chordates | Frontiers in Neuroanatomy
「中枢神経系におけるドーパミンによる神経伝達は、脊索動物全体で見つかっている。脊索動物全体で、ドパミン合成酵素、輸送体、レセプターなどは同一である。これらから、共通の起源が推測される。哺乳類ではドーパミンの神経伝達システムは分化し、視覚、嗅覚、感覚運動プログラム、動機づけ、記憶、感情、内分泌コントロールに関与している」

 

(4)「運動は、2つの幸福ホルモンにどのような影響を与えるか」
How Exercise Affects 2 Important ‘Happy’ Chemicals in Your Brain (livestrong.com)
「げっ歯類では、運動中と運動の2時間後の前頭皮質、線条体、中脳、橋ー延髄において、ドーパミンのレベルが上昇していた。また、げっ歯類では、運動後の前頭皮質、海馬、線条体、中脳で、セロトニンのレベルが上昇していた。ヒトでは、運動後に、血液中のドーパミンとセロトニンの量が増えていた。ヒトでは、運動後に、集中力テストの成績が向上していた。運動にてヒトのBDNFが増加して、海馬の運動ニューロンが成長した。(まとめ)

 

薬物依存改善の妨げになるもの

 

CMの影響
冠大会
将棋(アルコール会社、タバコ会社、カフェイン会社、砂糖会社、ニュース)
なぜCM
利益が増えるから(依存症の人が増える)(イメージを変える。枠組みを変える)
未開の人への情報提供(本当だと思う)
タバコの洗練されたパッケージ
自分で箱を作りタバコを移し替える

 

心理的逃げ道
言い訳‥‥アレンの禁煙法
☆フィルター
☆軽いタバコ
☆電子タバコ(加熱式だけ)
☆イメージ(セブンスター、マイルドセブン)

 

依存性薬物は通常は売人がいる(企業)
お金の威力(商品を買うことができる)
自分の利益‥‥‥‥他人の不幸
タバコはなぜ禁止されないか
‥‥‥業者の利益、禁止は困難

 

情報提供が無いこと
情報伝達で行動の改善は可能
個別の動物‥‥進化を待つだけ
ヒト‥‥‥‥‥情報を集めて提供することができる

 

良いという情報(巨額のCM代が必要)
悪いという情報
タバコ会社の不誠実な対応(健康に悪いことはずっと前から知っている。フィルターに効果が無いことは知っている)
タバコを吸わない若い人に「なぜタバコを吸わないかと聞く」と「親に吸うなと言われた」と答える
未開の人は、人を信じる
集団内に悪い人がいるとは予想していない(お人良し)
タバコを吸う人は、情報提供されない
‥‥‥苦しんで亡くなる人が多数いる。フィルターに効果が無い
‥‥‥予防法は言われない。治療法も言われない
情報の流れを見ると人を大切にしていないことが分かる
‥‥‥うつ病
‥‥‥奴隷、実験動物(孤立ネズミ)
研究においてCOI(利益相反)
‥‥‥業者から研究費、顧問料、講演料
そういう研究がそこそこ混じる(巧妙になる)
ユトキン(業者から研究費を受け取らずに研究をするのは困難)
何か発見したら製薬会社と協力する。CMのような研究あり
喫煙者は、暖かい関係に無い

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カテゴリー: 依存症

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