減塩の効果

減塩の効果」という題で動画を作ってYoutubeにアップロードしました。

 

(1)「塩はすごい」(白澤卓二先生、2015年)
評価できる点
・精製した食塩を減らすよう呼びかけておられること
・DASHダイエットを推奨しておられること
疑問が残る点
・intersalt研究を減塩しなくてよい根拠にしておられること
・岩塩や粗製塩を推奨しておられる点(減塩しなくてよいとしておられる)

 

(2)「国際共同研究から分かった血圧を上げる習慣」(三浦克之先生)
book5403.pdf (japan-who.or.jp)

 

(3)
[1989年文献] ナトリウム摂取量が極端に低いヤノマミ族では,高血圧が見られなかった|INTERSALT (epi-c.jp)
(加齢にて血圧上昇なし)

 

(4)「食塩の健康影響」(Wikipedia英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Health_effects_of_salt
「CDCは、『ナトリウムの過剰摂取は心臓病や脳卒中のリスクを高める』と述べている。それで、政府当局は、食塩の制限を勧めている。米国厚生省は、1日に3.75g~5.75g以下の摂取を勧めている」

 

(5)タウブス 「我々は食塩を誤解していた」(NYT、2012年)
https://www.nytimes.com/2012/06/03/opinion/sunday/we-only-think-we-know-the-truth-about-salt.html
×砂糖
〇低糖質食
×減塩

「ヤノマミ族は食塩以外にも食べていないものがある」(砂糖:ハチミツ)(両方)
「食塩感受性のネズミだけ実験に使った」(ヒト6g)(4000万人、0人)
「食塩を減らしてはいけない人がいる」(野菜と果物、運動、水分)
「コクラン」

 

(6)「低塩食と高塩食が、血圧、レニン、アルドステロン、カテコールアミン、コレステロールに及ぼす影響」(コクラン、2020年)
Effects of low sodium diet versus high sodium diet on blood pressure, renin, aldosterone, catecholamines, cholesterol, and triglyceride – PubMed (nih.gov)
「減塩が健康に良い影響を与えるかどうかについて、185の研究を調べた。平均11.6gの食塩を平均3.8gに減らした。もともと高血圧があった人では、減塩により血圧は、収縮期血圧が5.5mmHg、拡張期血圧が2.9mmHg低下した。血圧が正常であった人は、減塩により収縮期血圧が1mmHg、拡張期血圧が0mmHg低下した。血圧が高い人も正常の人も各種ホルモンが同様に増加していた。増加していたのは、レニン、アンギオテンシン、アドレナリン、ノルアドレナリン、コレステロール、中性脂肪などであった」

 

(7)「低塩食と高塩食が、血圧、レニン、アルドステロン、カテコールアミン、コレステロールに及ぼす影響」(世界保健機構WHO)
WHO | Effects of low sodium diet versus high sodium diet on blood pressure, renin, aldosterone, catecholamines, cholesterol, and triglyceride
(WHO:すべての大人は1日5g以下)
「(185の研究は)無作為比較試験ではあるが、多くの研究は二重目隠し試験ではない。長期にわたる無作為比較試験を行って死亡率や発病率を比較すべきである」
(低糖質食)
(日本と韓国は胃がんが多い)
(久山町)

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カテゴリー: 依存症

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